先日、某リハビリデイサービスの現場へ職場体験に伺いました。
私達は介護福祉施設を建築するだけではなく、まずは現場を知ることが大切だと感じ、
この度、代表S様のご協力のもと、貴重な経験をさせていただきました。

S様の想いは
『ここでリハビリを受けて、ご自身の家に帰り、自分らしく生活を過ごすことが
できるような場所を作っていきたい』とおっしゃっていました。

こちらのデイサービスの現場では、理学療法士・作業療法士・社会福祉士・看護師・介護士と
経験豊富なスタッフが常駐し、積極的なリハビリテーションと認知症予防を展開されています。

実際に、現場に伺うとスタッフの方々の真剣な表情で一人ひとりに合ったリハビリを行い、
また家族のようなコミ二ュケーションで利用者様と会話をされている場面が印象的でした。

利用者様の一日のメインはリハビリ・お食事・お風呂です。
その合間に、書道や数字合わせ、新聞の切り取りをまとめたり、スーパーのチラシを準備し
今日の献立を考えてもらう、コスモスを見にお散歩に出かけるなど、それぞれの利用者様が
リハビリの一環で活動されていて、全て意味のある事だと知りました。

S様の経験豊富な知識をお聞きする中で、利用者様や現場で働く方々の気持ちに寄り添う気持ちが
伝わってきました。

また、私達が携わるヒントにもなる利用者様の住宅のお困りごともお尋ねさせていただきました。
生活に変化がでてくる中で、段差があることや廊下幅・トイレが狭いなど、30年前の暮らしと
比べると、変化してきたと困ってらっしゃいました。

本当に困っている方々にとって、私たちができることはなにか考えるきっかけとなりました。

今後も県内の介護事業所様に出向き、現場の声や想いをかたちにできるよう、そして利用者様や
働く方々が心から笑顔になれるお手伝いをしていきたいと感じました。

今回某リハビリデイサービスセンターS様をはじめ、スタッフの皆さまには、お忙しい中職場体験を
受け入れて下さって、誠にありがとうございました。