上棟を終え、建物のシルエットがはっきりとした後は、
いよいよ内部の「木工事(もくこうじ)」が本格化します。

これまでは巨大なクレーンが主役のダイナミックな現場でしたが、
ここからは職人たちの繊細な手仕事の世界へと移ります。
壁の下地を作り、断熱材を隙間なく敷き詰め、一枚一枚丁寧にボードを貼っていく。
この地道な作業の積み重ねが、クリニックの「静けさ」や「冬の暖かさ・夏の涼しさ」といった、
目に見えない心地よい空間を作り出していきます。

細部にわたる、クリニックの「質」
内部の造作が進むにつれ、図面上で見ていた
「待合室」「診察室」や「処置室」が、実際の空間として
立ち上がってきます。

角の丸み、壁の収まり、そして視線が抜ける角度。
お施主様が理想とした「患者様がリラックスできる場所」を実現するために、
一ミリ単位の調整が繰り返されます。
工事が進むにつれ、「建築現場」から、地域を支えるための「医療の空間」へと、
その表情を変えていく様子は、まさに圧巻です。
ついに完成!「光と開放感」に包まれた癒やしの空間
数ヶ月に及ぶ工事期間を経て、ついに新しいクリニックが完成いたしました。
前回のブログでご紹介した、あの「大開口窓(だいかいこうまど)」。
完成した待合室に足を踏み入れると、そこには期待を超える光景が広がっていました。

窓から差し込む豊かな自然光が、待合室の隅々までを優しく照らし出します。
高い天井と、外の景色を切り取る大きな窓。 そこは、診察を待つ患者様の不安を和らげ、
心からリラックスしていただけるような、開放感あふれる特別な空間となりました。
新たなスタート
基礎工事で納めた「鎮めもの」に見守られ、一柱一柱大切に組み上げられたこの建物は、
これから地域の皆様の健康を支える大切な拠点となります。

お施主様の想い、設計士のこだわり、そして職人たちの情熱。
そのすべてが結実したこのクリニックが、これから多くの患者様を笑顔にしていけるよう、
心より願っております。
これまで工事にご理解・ご協力をいただいた近隣の皆様、
そして最後まで共に走り抜けてくださった
関係者の皆様に、この場を借りて深く感謝申し上げます。
新しいクリニックでの日々が、いよいよ始まります!

