いよいよ工事のスタートです！

地震や災害に負けない、丈夫な建物であるために最も大切なのが
「基礎工事」です。

地面を深く掘り、太い鉄筋を網目状に
しっかりと組んでいきます。
鉄筋が組まれ、コンクリートを流し込む直前に、
地鎮祭後に、神主様からお預かりいたしました
建物のお守りとなる「鎮めもの（しずめもの）」を
建物の中心となる場所へ大切に納めます。

（実際の鎮めもの）

鎮めものは、建物の最も深い土台の下から、
これから建つクリニック全体をそっと見守ってくれます。
基礎工事は、建物の土台となる極めて重要な部分であり、
その構造体がしっかりと頑丈を保つよう、
徹底した品質管理のもとで施工していきます。



そして、いよいよクリニック建築の大きな節目である
「上棟」です。

この日は、図面で描かれていたクリニックの姿が
一気に立体として立ち上がります。

現場には巨大なクレーンが導入され、
事前に加工された柱や梁と
いった木造の主要パーツが、
次々と空を運び込まれていきます。

それはまさに、巨大なパズルを
組み立てるかのような光景です。
高度な技術を持つ職人たちの手によって、
ミリ単位の精度で計算されたパーツが
正確に組み合わされていきます。

「受付の場所」
「広々とした空間での患者様の待合室」
「診察室」――。
設計段階から大切にしてきたクリニックの骨格が
完成した瞬間です。

上棟を終え、いよいよ内部の造作や設備工事へと移行し、
完成に向けて大きく加速していきます。

特に注目していただきたいのは、待合室のシンボルとなる
「大開口窓（だいかいこうまど）」です。

現場でその大きさを目の当たりにしたお客様からは、
「圧巻でした」とのお声をいただくほどでした。

今回のブログでご紹介した「圧巻の待合室の窓」が、
実際にどのような光景を作り出すのか、完成後の写真で
改めて 皆様にご披露できることを楽しみにしています。

引き続き、安全を最優先に進めてまいります。